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菅井理一さんの研究成果がAdvances in Computational Science and Engineeringに掲載されました
2025.04.17
SyDE院生の菅井理一さん(工学研究科・土木工学専攻・D2)の研究成果がAdvances in Computational Science and Engineeringに掲載されました。
【論文概要】
ゴムや生体組織といった材料はほとんど体積変化をせずに変形するが、こうした材料を対象とした数値解析においては圧力分布の乱れが強くなるため安定的に解析結果が得られないことが知られている。この問題を解消するために変位と圧力を独立変数にした定式化に、VMS法を安定化手法として組み込んだ方法を、MPMという数値解析手法に適用した。この成果は、上述した材料の大変形を安定して追跡することを可能にすると期待される。
ジャーナル名:Advances in Computational Science and Engineering
論文タイトル:Extended B-spline-based mixed material point method stabilized by the variational multiscale method for compressible and nearly incompressible hyperelastic materials
掲載日:June 2025
著者:Riichi Sugai, Reika Nomura, Shuji Moriguchi, Kenjiro Terada