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東北大学変動地球共生学卓越大学院プログラムと東京農工大学卓越大学院プログラムが協働でワークショップ「人と自然の相互関係からみた自然災害とその対策」を開催いたします。
2020.12.04
災害の多くは、地震や火山噴火、台風、大雨などの自然現象が起こる「自然プロセスの場」と、人間社会が営まれる「暮らしの場」が交わる場において発生します。近年の災害事例では、「自然プロセスの場」における地球環境の変動に伴う集中豪雨、大型台風、大規模地震の頻発化といった想定外のハザードに相まって、「暮らしの場」における防災文化や土地利用、インフラなどの社会システム上の脆弱性や曝露により、被害が拡大していることが予想されます。このような複雑化・大規模化する災害被害の軽減に向けては、実際に災害が発生する「自然プロセス場」と「暮らしの場」の両方面に着目し、具体的な防災課題の抽出や、実践的な防災戦略を構築していく必要があります。
そこで、本ワークショップでは、災害が発生する「場」に関わる若手研究者を集め、各「場」における災害リスクを理解すること、そして課題を抽出することを目的としています。
また、災害に対する課題意識や、研究戦略を共有することで、この場から新たな学際分野が創出されることも期待しています。
このワークショップは、様々な研究領域から講演者を募るため、東北大学変動地球共生卓越大学院プログラムおよび東京農工大学卓越大学院プログラムに所属する学生が協働で企画・運営しています。
セッション1では、国立研究開発法人土木研究所の小柳賢太さま (農工大卒) とKPMGコンサルティング株式会社の塩野拓さまをご招待し、研究や業務内容と、社会実装などのテーマについてご講演していただきます。セッション2, 3,4では、各大学の卓越大学院プログラム生12名による講演を行います。
【ワークショップ概要】
- 日時:2020年12月18日 (金) 9:45~16:00
- セッション1 ~ 開会の辞と基調講演 ~
- セッション2 ~「自然プロセスの場」と災害 ~
- セッション3 ~「暮らしの場」と災害~
- セッション4 ~ 災害対策と最新技術 ~
- セッション5 ~ 閉会の辞 ~ - 申込締切:12月11日 (金) ※締め切りを延長しました
下記、参加申し込み (登録フォーム) よりお申し込み下さい。 - 会場:東北大学青葉山キャンパス (青葉記念ホール401)
東京農工大学府中キャンパス (新2号館2-11教室)
または、オンライン (Zoom)
※各会場をオンライン中継により繋ぎます。
※参加申し込みの際に、オンサイト参加 (東北大or農工大) かオンライン参加をお選びいただけます。新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、オンサイト希望者が上限人数に達した場合、オンラインでの参加をお願いする場合があります。
【リンク集】
【お問い合わせ先】
本件についての問い合わせは以下にお願いいたします。
東北大学変動地球共生学卓越大学院プログラム (東北大学工学研究科) 迫中あやめ
ayame.sakonaka.s3@dc.tohoku.ac.jp